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血便・血尿があるときは?

血尿があるときは?

考えられる原因:肝臓炎、先天性疾患、フィラリア急性症、玉ねぎ中毒、尿路結石、腫瘍、膀胱結石、前立腺疾患(去勢してないのでしたら特に)


症状と要因
尿に血が混じっている場合や、同時に脱水症状やショック症状(歯茎が青白くなり、呼吸や鼓動が非常に早くなり、不安定に歩き回ったり、ぐったりするなど)を起こした時は緊急に治療を受ける必要があります。
尿道から出血しているときには生殖器から泌尿器の病気が考えられます。
犬の尿色、血尿、尿量など普段からよく観察する事で病気の早期発見にもつながります。

治療の方法
便が健康状態の目安であるように、尿もまた体の異常をすぐに表します。
飼い主が犬の健康な時の尿の回数や色を知っていれば、何らかの変化が生じた時すぐに気付くはずです。日ごろから注意して見ておくようにしましょう。
万が一のために、血尿をした場合は動物病院で治療を受けてください。

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血便があるときは?

考えられる原因:下痢症、鞭虫症、レプトスピラ症、コロナウイルス感染症(コロナウイルス性腸炎)、パルボウイルス感染症


症状と要因
1.お腹が冷えた
暑い時などひんやりとしたフローリングやお風呂のタイルにお腹をつけて寝るのが好きな子がいますが、1時間も2時間もそのまま寝ているとお腹を冷やしてしまい、下痢する場合があります。

2.寄生虫がいる
寄生虫には何種類かあって、血便を起こしやすい虫もいます。子犬だと、血便で血液を失い、寄生虫に体の栄養をとられて衰弱し、命に関わる場合もあります。

3.ネギ中毒
症状がひどかったり、手遅れになると命に関わるので注意が必要です。ネギそのものは食べさせなくても、エキスを含んだ煮汁などでも中毒になる場合があります。血尿、嘔吐を伴うこともあります。

4.伝染病に感染した
伝染病ウイルスを運んでくるのは犬だけではなく、人間も可能性があるので、きちんと定期的に予防注射を受けることが大切です。

治療の方法
犬の排便後は、色・大きさ・固さ・におい・などをチェックして、健康状態を見守ってください。
日常の様子を知っていると、わずかな異常でも察知でき、病気やケガなどに対して素早く対処するができるようになります。
万が一のために、病院で治療を受けてください。

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