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アトピー・アレルギー
症状と原因
アトピー体質で現れる症状のひとつが、アトピー性皮膚炎で、その多くはアレルギー反応が関与していると言われています。
アトピー体質の犬では、皮膚炎のほかに、喘息のような呼吸器症状や、ヒステリー症状、あるいはてんかんのような発作を起こすこともあります。

しかし、アトピー性皮膚炎ひとつ取っても、アレルギーを起こして出てきた皮膚炎もあれば、発情周期や精神的なストレスなどで引き起 こされた皮膚炎もあり、決してアレルギーと同じ意味で説明しきれないのが本当のところです。
また、人間でも年をとってから花粉症になる人がいるように、生活環境から体に取り込む物質が蓄積して、アトピーが発症してしまうとも考えられます。

よく起こる犬種としては、 柴犬、シーズー、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、シェットランド・シープドッグ、ホワイトテリア、ダルメシアン、ボストンテリア、ウェストハイランドホワイトテリア、そしてそれらの系統の雑種犬も挙げられます。

治療の方法
すべてのアレルゲンを遠ざけることが最善の治療法ですが、それが不可能な場合には、マツヨイグサ抽や海産魚類の抽、また亜麻仁油などに含まれる必須脂肪酸の栄養補充食品(EPAやDHA脂肪酸)によって、炎症やかゆみを軽くすることができます。

さらに民間療法として古くから知られているオートミール入りの冷水浴もかゆみの抑制に効果があります。
また、定期的なシャンプーにより、アレルゲンとなりうる物質を洗い落とします。

アレルゲンの除去としましては、ノミ・ダニの死骸やハウスダストを取り除くために、家を掃除しましょう。
ケージなどもきれいにしてケアしてあげましょう。食事もアレルゲンを含まずに犬の身体に優しい物を与えて体質改善をしてあげてください。

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