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肥満細胞腫
症状と原因
肥満細胞腫とは、肥満細胞が腫瘍になったもので、高齢期の犬に発症しやすい病気です。脾臓や腸管などに大きな腫瘍ができれば、胃潰瘍になったり出血によって貧血状態に陥る時があります。

ボクサーやブルドッグが発症しやすく、四肢・会陰部・頭部・首などに発生します。

治療の方法
肥満細胞腫と考えられる症状がでたら、血液検査・組織検査・およびレントゲン検査などによって詳しく診断します。

腫瘍の部分を手術で切除する治療が一般的ですが、四肢や頭部に腫瘍を発見した場合、切除するのが難しくなります。腫瘍の境界が不透明なら外科手術のみでなく、化学療法や切除した腫瘍周辺の組織への放射線治療を併用するのが必要です。

体のあらゆる箇所に同時多発的に発症や転移を起こしていたなら、外科手術や放射線治療も効果がでにくいので、抗がん剤およびステロイド剤などを投与する化学療法がメインとなってしまいます。

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